世界の出生率 その違いとは?

   

最近では人口減少が話題になっています。
女性の社会進出に伴い、晩婚化や少子化も増えてきているため将来の人口がどうなるかは難しい問題です。

 

労働人口や消費生活のあり方を含めて大学の経営や産業政策、年金など一定の人口数が根拠となる所があります。
いわゆる対外的な「国力」も関係してきますので、単純に無視できないのかもしれません。

 

近代化して社会が発展してくると共通して出てくることがあります。
男女平等が進み女性が男性の職場にも進出して労働力を担うこと、それに伴い結婚年齢が上がり子供の数も減ることです。

 

一昔前は特に農村などでは子供は労働力として重要な存在でした(今も発展途上国の農村部は出生率が高い)。
また子供は病気で死にやすかったので跡継ぎを含めて子沢山ということもあったようです。

 

現代では女性の人権も大切ですし時代錯誤な結婚観も通用しません。
これからの社会を維持していくためにも新しいやり方が必要ですが、世界の出生率はどうなってるか見てみましょう。

 

○先進国は共通して人口減少している

 

現在日本の出生率は1.2~1.4程度です。
一人生む生まない程度であって、かつての農村の大家族の状況とは様変わりしました。
しかしこれは近代化の裏返しと言えるものであり、特殊ではありません。

 

世界的にいち早く近代化し、経済発展を遂げたヨーロッパは象徴的です。
出生率が2を超えている国はひとつもありません。

 

ヨーロッパでも飛びぬけて出生率が低いのはドイツ、スイス、イタリア、ルーマニア、ハンガリーなどで
日本と同じく1.4程度から年によっては日本よりも少ないです。

 

女性の人権が配慮され、福祉もかなり充実しているのにこの状況です。
ヨーロッパには移民が多く、移民は出生率が高めですがこの有様なわけですね。

 

○アジアも経済発展すると同じ

 

最近ではアジア経済は発展を見せてきています。アジアは人口の多い地域として有名でしたが、それでも
近代化と経済発展が進むと変化の兆候を見せています。

 

現に近年経済発展してきた韓国は人口減少が著しく、数値は日本と同等か下です。
中国は世界最大の人口がありますが、経済発展に伴い出生率が低下しています。
華僑系が中心の都市であるのもかかわらずシンガポール、香港に世界で最低クラスの出生率になります。

 

地域や宗教などを問わず、やはり人口減少してくるのは世界共通のようです。

 

○凄まじく子供を生んでるアフリカ諸国

 

現代にあってもなんと6~7人も子供を生み続けている地域があります。
それがアフリカ諸国です。
二ジェール、ソマリア、コンゴなど飛びぬけており、ほかにアフガニスタンなど中東も高めです。

 

アフリカの人口爆発は国連でも何度も議題に上っていますが、今なお人口増加はすごいレベルと言えます。
ただ「人口増加」の一点に限れば問題ないように見えますが、他の点では考えさせられます。
古い習慣が温存されて女性の人権がひどいことになっていたり、経済や治安も良好とは言えません。

 

戦争がおきると出生率が上がるのは統計的に観察されていることだそうです。
中東もアフリカも出生率が高いのは女性の人権の遅れや、社会環境の悪さも一因にあり、単純に幸せとはいえないことかもしれません。

 

○福祉政策で対応できるか

ヨーロッパは少子化で一歩先を行っていますが、逆に社会保障も充実している所が多いです。
ノルウェー、スウェーデン、フランスなどは1.9近くにはなっています。
コンマ単位ですが、数十万程度の差にはなるかもしれません。

 

日本も仮に福祉や社会で対応するならその程度の改善は見込める可能性があります。
いずれにしろ政府と国民がともに解決に向かわないとどうしようもない課題かもしれません。

 

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