飛行機失踪 ~歴史上にはこれだけ謎の失踪事件がおきている~

   

最近ではウクライナでマレーシア機が撃墜され、295人もの乗客が犠牲にされた事件が話題になっています。

 

もちろん悲惨な事故でしたが、マレーシア航空はついこの間の謎の失踪事故で239人もの行方不明者を出したばかりです。
立て続けの不幸という気がしますね。

 

ただ今回のマレーシア機の撃墜は、ほぼウクライナでの紛争による現地勢力が原因と見方がついています。
残骸やフライトレコーダー、犠牲者もちゃんと確認できています。

 

にもかからわず前回のマレーシア機の失踪はいまだに真相がはっきりしません。
航空機が一機完全に消失してしまうのだから奇怪極まりなく、謎のミステリーではあります。

 

果たして歴史上ではこのような事故はよく起きているのでしょうか?
調べてみるとAviation Safty Networkのデータでは1943年以降、14人以上の乗った航空機の不明事故は83件起きてるそうです。
かなりの犠牲者ですね。

 

航空機以外を含めて有名事件をいくつか紹介します。

 

●バミューダトライアングル事件

航空機の謎の失踪というと有名なのがバミューダ海域の事件です。
一昔前にミステリアスな失踪事件というと必ずといっていいほど取り上げられていました。

 

現場には特殊な地磁気が発生してるとか、異次元への入口があるとか、タイムスリップした失踪機が帰還してきたとか
真偽不明の話がテレビに書籍にと飛び交っていました。

 

なぜ「トライアングル」かというと、事故発生地域とされた部分を囲むとちょうど三角形のようになったからです。
フロリダ半島、バミューダ諸島、プエルトリコに囲まれた場所ですね。

 

それでもこの謎に満ちた事件を探っていくと真相はかなり明らかになっています。
数々のミステリーネタとなった失踪事件も、かなりあっけない真実が潜んでいます。

 

まず「尾ひれ」がついたこと。
バミューダ海域に関係のない普通の海難事故まで関連事件とされている、大幅に事故数も水増しされていた、失踪原因も普通の事故と変わらないことが多い(燃料切れ、パイロットが訓練生で技術低い、天候が悪い、海が荒れてるなど)。

 

この実は平凡な失踪事故などを、おどろおどろしく脚色する人がいたのです。
話がミステリアスで面白いので映画やドラマの素材となり、結果として全くのでっちあげの事故や証言までが加えられるケースも増えてきました。
日本の幽霊伝説に似た大げさな話になっていったのですね。

 

つまり不確かな噂に大勢の人が話を膨らませた。これが一番の原因だそうです。
それで話が面白かったために世界的に広まってしまったと。

 

おそらくマレーシア機はバミューダ海域には墜落していないと思われるのでご安心ください。

 

●マリーセレスト号事件

これもバミューダ海域の疾走と並んで有名です。
「幽霊船」として数え切れないほどの映画やドラマの素材になりました。

 

ただこれは「謎の失踪事件」には当てはまるようです。
各種の推測が立てられていますがいまだに正確な真相は突き止められていません。

 

あらましとしては「船の積荷などを残して乗組員が全て忽然として姿を消してしまった」です。
しかも船内には争ったような形跡もなく、食べかけの食事が準備され、救命ボートも残されていた、
また航海日誌には謎のメッセージが残され……
ということで有名事件なりました。

 

しかしこれも骨子は正しいのですが大げさに脚色され尾ひれがついています。
実際には救命ボートはなくなっていましたし、不審な形跡も多数残っていたそうです。
爆発物の発火が起こりそうになって一時退避したとか、保険金詐欺だとか諸説あります。

 

しかし上手なライターがおどろおどろしく脚色したために謎のミステリーとして世界的に有名になったわけです。
実はその人騒がせなライターとはあの『シャーロック・ホームズ』を執筆したコナン・ドイルでした。

 

記事が評判になってよく売れて、ドイルは結構な原稿料をもらったそうです。
これは失踪事件ではありますが、本当に怪奇な失踪と関連付けられるかどうかかは不明です。

 
このように失踪事件はうわさを呼び、人々の想像を刺激するために多くの説が唱えられます。
しかし実情は燃料切れや何らかの人為的な原因による失踪が大半のようです。

 

実際に発見例から見ても、失踪したのは人里離れた土地や目につきにくい場所に落ちたなどの推測がされます。

 

一番多いのは海です。

 

マレーシア機もフライトレコーダーが海に沈んでると言われてますし、大洋の深海奥深くに沈んでしまうと、
いくら科学技術が発達していても捜索困難なところがあります。
アメリカの謎の航空機失踪でもミシガン湖などから残骸の一部が発見されたこともあったそうです。

 

また生還事故として映画化されたはウルグアイ機の疾走では、人里離れた山の高地に墜落したために捜索チームなどからも発見されることができませんでした。

 

他に何十年の失踪後にようやく発見された例としては第二次大戦のアメリカ軍の軍用機の例もあります。
サハラ砂漠の真ん中に不時着して、乗組員が死亡していたそうです。
燃料切れでパラシュート着陸をしたのはよかったものの、地図が砂漠をカバーしておらず、基地に戻ろうとするうちに食料と水が欠乏して力尽きたとのことです。
これが発見されないために謎の失踪として異次元にタイムスリップしたとか、UFOに誘拐されたとか、スポーツ紙やワイドショーが尾ひれをつけ謎が深まっていくパターンですね。

 

「謎の失踪!」というと何だかオカルト現象が原因のような連想がされます。
そっちが面白いのでそうあってほしいという期待もあるようです。

 

実際は自動車の交通事故と同じく、人間の不注意とか機械の故障とかが本当のようです。
ただ飛行機などは一般道路と違って発見にくい場所にたどり着くことが多く、これが「謎の失踪」が生まれやすい下地のようです。

 

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