意外な人の意外な発明。~自由研究に活かす~

   

意外な人の意外な発明。~自由研究に活かす~

夏休みが近づいてきました。
長い休みは大いに遊べて楽しいことも多い反面、後から宿題にも悩まされます。

休暇の終わり頃になると大慌てで済ませようとする人も多いでしょう。
そんな中で困ってしまうのが「自由研究」。
計算ドリルや作文ならなんとかできても「自由研究」って?という人もいるでしょう。

「私は生まれつき不器用。工作も苦手だし……」「全然アイデア浮かばないし……」
といった感じです。

工作が苦手な人にとっては、世の中の発明だとか特許とかいう話は別世界です。
そんなことが出来るのは特別な人間なような気もしますよね。

でも意外にやってみるとできることもあります。
特別な発明家や学者でもなくて、世の中の誰もが知ってるような人、歴史の時間に登場する人も
いろんなアイデアで発明を行っています。

いくつか紹介させてもらいたいと思います。

●柳家金五楼

名前から分かるとおり落語家です。
戦前のお笑い界では非常に有名で、日本三大喜劇王の一人と呼ばれた方です。
坊主頭にはちまきがトレードマークでした。

高座で座布団に座り和服に扇子という「噺家」のイメージからは想像つきませんが、
柳家金五楼さんはお笑い界きっての発明マニアで、取得した特許の数が数百件にも登るとか。

ただ半分お笑いネタのようなくだらない発明も多くて、相談を持ち込まれる特許局ではやれやれ、
といった感じもあったそうです。(交通標識のすごろく、猪口の底に浮かびあがるヌード画像などもあったとの話)

それでも今回取り上げたのは、柳家金五楼さんの発明に皆さんもお世話になったことがあるからです。
それは体育の時間ではよく見かけるもの。

それは「紅白のリバーシブルの帽子」。

覚えてますか?
小学生の運動会では必須でしたよね?
ウルトラマンのようにひさしを頭上にとがらせて遊んだ記憶のある方もおられるはず。

昭和時代では国民的ヒットと言っていいぐらいの発明で、素人でもこのようにヒット作を出せるんですよ。


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●ニュートン
意外に知られていませんが、ニュートンは猫が大好きな学者でした。
なんでも人間嫌いな所があったそうで、その分猫に愛情を注いだのかもしれません。

今でこそ猫をペットにするのは珍しくありませんが、当時の西欧では猫を飼う習慣があまりなく(ペストが流行ったのも猫がおらず、ネズミが菌をまきちらしたという説もあるとか)、風変わりに思われていたそうです。

ニュートンは迷い込んできた大小二匹を可愛がっており、あまりに愛するあまり部屋のドアに工夫をしました。
今で言う「キャットフラップ」を作ったのです。
つまりドアの片隅につける猫用の小さなドアですね。出入りがしやすいようにとの配慮です。

猫のサイズに合わせて大・小二つも作るほどの念の入れようで、猫の出入り口としてはこれが史上初なんでしょうか?
だとするとニュートンは発明の世界でもオリジナルの功績を残したことになります。

●ジョージ・ワシントン
言わずと知れたアメリカの初代大統領です。独立戦争でイギリスに勝利を収めました。

政治家としてでなく、意外に工作の才能があったそうで、大八車のような運搬用の車に樽と鋤を備え付けさせ、
それを走らせるだけで鋤で畑を耕し、樽から種がこぼれて種まきにもなる一石二鳥の発明を考え出したそうです。

またパーティー用に「ワインを受け渡しする特殊コースター」も考え出したそうです。
小さな車輪が付属したコースターで、ワインボトルの下に装着するとそのまま滑らせられたとか。
それによって簡単に瓶の受け渡しができるというアイデアだったそうです。

確かに広いテーブルであちこちにボトルを渡すのが面倒なこともあります。
滑らせるだけで良いというのは着眼点が良いかもしれませんね。

●安倍公房
代表作「砂の女」は国際的にも有名で生前はノーベル賞候補だったそうです。
小説家という文系人間のような印象がありますが、安部公房は色々と好奇心が強く、器用な所もあったそうです。

純文学に分類されますがSF小説にも詳しく、ルービックキューブやシンセサイザーなど新しいものが出ると愛好していました。
ワープロが発売されるとNECと協力して日本初のワープロ小説も書いたそうです。

彼の発明は「ジャッキを使わずにタイヤにチェーンを装着できる道具」。
国際的な発明コンテストに出品すると好評を博し、銅賞を受賞したそうです。

●マーロン・ブロント
有名な名俳優です。「ゴットファーザー」のドン・コルレオーネ役で知られます。
意外にも俳優としてデビューする前は電気工をやっていました。

その知識を活かして「自動的にチューニングできるボンゴ・ドラム」で特許をとっているそうです。
なんでもドラムの中に電気的な設備を組み込み、ボタン一つでチューニングができるようにしてあるとか。

貫禄ある老マフィアのイメージからは意外な発明ですね。

どうでしょう?
結構意外な人が色々な発明に手を染めているものです。
決して発明の専門家ばかりではありませんね。

本業でも立派な功績をあげながら、工作や道具にも新しい発想を持ち込んだわけです。
むしろそういう積極的で創意工夫のための努力を惜しまない人材であったからこそ、
成功できたのかもしれません。

共通しているのは身近なことに自分のアイデアを活かしてることです。
特殊な才能はありません。ちょっとした思いつきと工夫です。

自由研究ならもっと簡単でしょう。
みなさんも諦めず、身の回りを見渡してみてください。

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