日本や世界の変わった妖怪

   

最近は小中学生の間で「妖怪ウォッチ」が流行りのようですね。
昔はゲゲゲの鬼太郎がテレビアニメで放映されたり、学校の怪談が人気だったり、
この手の妖怪や幽霊というものはいつでも人気なのかもしれません。

妖怪ウォッチには独自の妖怪キャラクターも居るようですが、
その妖怪もやはりどこかしら昔からの妖怪の面影もあるようです。

そこで今は夏真っ盛りで、ちょうど怪談や妖怪の季節です。
昔の妖怪に関する知識があると、妖怪ウォッチや現代の怪談話ももっと楽しめるかもしれません。

いくつか変わった妖怪を紹介したいと思います。

●山河童
河童というと河にいると相場が決まっているようですが、意外に山に住んでる種族もいるようです。
河の河童と同じく小柄ですが不思議な能力を持っています。

見るものによって虫のように小さくなったり、山のような化けものに変化できたり。
またほとんど不死身で獣や人間に殺されても肉片が元通りになってよみがえるとか。

ただし肉を一切れでも食われてしまうと復活できないそうです。
そのため獣の餌にならないように山河童の肉はひどい味になっているとのこと。

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●ペナンガラン
中国南部から東南アジアで言い伝えられてる妖怪です。
これは女の妖怪で、首だけが飛び出して人間を食らうとのこと。
日本人には「ろくろ首」をイメージしてもらえれば分かりやすいでしょう。

ただ日本のろくろ首もかなりグロテスクな絵がありますが、ペナンガランはさらにえぐい感じだそうで、
なんと脱け出た首には背骨や内臓が付属しており、それらを手足のように操って相手を攻撃するとのことです。

この怖ろしい妖怪にも弱点があって、首が飛び出してさまよってる間に残された胴体を狙えばいいそうです。
なんでも胴体は保存用に酢に漬けているそうで、その酢の中にニンニクや灰を入れると退治できると。
なんだか吸血鬼を思わせる話ですが、この「酢」がペナンガランを人間と見分ける鍵だそうです。

酢の匂いが強い女性はこの妖怪の可能性があるとのことで、ご用心。

●つらら女
これはちょっと物悲しいところもある妖怪です。
妻がほしいと願っている男の所に美女が嫁にしてほしいとやってきたり、宿を借りに来たりします。

家に泊めてもらった女はあれこれともてなされたり、気立てがよかったりして家の人と仲良くなるのですが、
なぜかまったくお風呂に入ろうとしません。

どれだけ勧められても断るのですが、最後は根負けしてお風呂に入ることになります。
そしてそれから姿が見えなくなります。

家人がいったいどこに行ったかと探していると、湯船に小さな氷が浮かんでいます。
それは氷のつららなんですね。
つまり女の正体はつららであり、人間に化けてやってきていたと。

次の冬になると再びやってくるというバージョンもあるそうです。
話の内容から分かるとおり、雪国系の地方によく伝わっています。

●はらだし
これは非常にユニークな妖怪です。この「はら」は「腹」のことです。

外見は人間が「腹踊り」で腹に顔を描いて踊る時の姿そっくりです。
大きな顔に手足がついた妖怪です。

外見の通り面白い妖怪で、人間の前に突如出現して踊り狂っては笑わせてくれます。
寺に住んでるとされ、時には人間を酒や食べ物でもてなしてくれたり、困ってる相手を助けてくれます。

外見どおり人間に笑いを与えるだけでなく、実際にはらだしに遭遇すると幸運にめぐりあうという
言い伝えがあるそうです。

●フライング・ダッチマン(さまよえるオランダ人)

これは「妖怪」というよりは幽霊に近いかもしれません。
平たくいうと幽霊船と幽霊船長のことです。

世界中の海を何百年もさまよい続けているそうです。元は難破船の船長でこの世に未練を残しているとか、
悪魔に魅入られてこのようにさ迷い続ける運命になったとか、色んな説があるそうです。

真夜中の荒れた海や、霧で見通しの悪い海で不気味な黒い船影が近づいてきたらこの幽霊船だったとか。
怖いですね。

七年に一度陸に上り、船長の霊を慰めてくれる女性が現れるのを捜し求めてるそうです。

なぜダッチマン=オランダ人なのかは知りません。
(出島のように、かつてはオランダ貿易商人が世界中を航海していたのでそのイメージがあるんでしょうか?)

●耳無し豚
鹿児島から沖縄あたりに伝わる妖怪です。
豚というと何だかユーモラスな感じですが、この耳なし豚に遭遇するとかなり危険です。

普通の豚と違って動きがとても早く、簡単に捕まえられません。
身のこなしもとても軽くて、犬や猫のように飛びはねて回るそうです。
この豚が怖ろしいのは、捕まえようとしてうっかり股下をくぐられてしまうと命にかかわるという点です。

股下をくぐられると、魂を取られて死んでしまったり、体の大事な部分を傷つけられて寝たきりになるなどさんざんです。
耳の無いのが特徴で、片耳だけのこともあるので要注意。

なんでも影が無いので日中は見分けがつくとのこと。

いかがでしたか?
ここに紹介したのはほんの一部です。

妖怪の世界はもっと広く、ユニークな怪物が勢ぞろいしています。
興味がある方はちょっと調べてみては楽しいかもしれません。

まず妖怪で有名な水木しげるさんの本などはいかがでしょう。
面白い妖怪がいくつも紹介されています。

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