おまつりの屋台の食べ物 そのルーツは?

   

夏祭りの季節ですね。祭りと言えば欠かせないのが屋台。
屋台の食べ物は特色のあるものが多いですが、そのルーツはどうなっているか調べてみました。

・チョコバナナ
筆者の子供の頃はあまり無かったような気がしますが、最近の縁日やお祭りではよく見かけるようになりました。
文字通りバナナにチョコレートをコーティングしたものです。

シンプルに黒いチョコレートを塗布するものから、チョコレートサンデーやケーキのデコレーションのように
シロップやキャラメル、ホワイトチョコレートやムースなど豪華に色鮮やかに仕上げたものもあります。

チョコバナナのはっきりした起源はわかっていません。
チョコレートファウンテンならアメリカとされていますが、直接チョコバナナのようなものは無いようです。
ハワイの一部ではあるとの話がありますが、そこで生まれたかどうかは不明です。

バナナを即売もチョコをメインにあしらったパフェもアイスも世界中にあります。
しかしその両方をまとめて独特の個性で縁日で普及させたのは確かなようです。

・クレープ
元はフランスのブルターニュ地方の食べ物で、そば粉を使って作られていたそうです。
それが小麦粉を使って作られるようになり、卵や砂糖などさまざまなものが加えられるようにりました。

日本ではお菓子のイメージが強いですがフランスでは普通の食べものとして用いられるようです。
ただし日本のクレープは形といい、具の多彩さといいフランス人が見ても驚くほどだそうです。

生クリームや果物などをふんだんに使ったお菓子のクレープは原宿が発祥とされます。
これが日本のクレープのイメージの原形となりました。一昔前はお洒落で美味しい食べ物として受け入れられてました。

今ではこれが発達してソーセージ、カレー、サラダなど豊富で多彩な具材が見られます。

・ベビーカステラ
知っての通りカステラは戦国時代辺りにポルトガルの宣教師から伝えられたとされます。
ただどうも日本に独自で発達しているらしく、ポルトガルにカステラそのもののようなお菓子を探しても見つからないようです。

ベビーカステラに関しては大正ごろに関西の露天で売り出されたのが発祥とされています。
元々関西はカステラに加えて粉物や菓子の文化が根付いていました。

従来の粉物お菓子からアンコやクリームを無しにして、小型の円形や楕円形にして食べやすくしたもの。
これをカステラでやって成功しました。

はちみつや砂糖がベースですが地方によって独特の味付けやソースが使われることがあります。
またベビーカステラであっても地方によっては○○焼きと、別な名前で呼ばれてることがあります。

・綿菓子
これも日本のお祭り特有なイメージがありますが、元はアメリカ南部で生まれました。
お菓子の製造業者が機械を考え出したそうです。

溶かした砂糖を糸状にし、それをまとめて綿のようにするお菓子です。
その名もずばり「コットン・キャンディ(綿の飴)」という触れ込みで売り出し大ヒット。

作る過程の面白さや形の珍しさから一躍人気が出て製造機械は飛ぶように売れたそうです。
現在ではアメリカ政府によってこの業績が記念されて「綿菓子の日」まで制定されてるとか。


・りんご飴
これも日本の縁日の定番のように思われていますが、似たようなものは世界中にあります。
アメリカやヨーロッパでは古くからお祭りでも同じようなりんごを飴細工で覆ったものがあるそうです。
キリスト教ですので特にクリスマスのりんごのデコレーションから発達したそうです。

また中国の糖葫芦、いわゆるサンザシ飴のようなものが元になったのではないかという話もあります。

いずれにしろりんごは東西で人気のある果物であり、飴の文化が無い国はほとんどありません。
両方の要素が一つとなり、縁起がよく見栄えのいい食べ物として日本の縁日にも定着したのでしょう。


・いか焼き
いかを焼いてたべること自体は大昔からあるのではっきりとした起源はありません。
しかし縁日でなじんでいるイカ焼きには多少ルーツとなる部分があります。

イカ焼きには二種類あり、関西方面でよく見かける小麦粉を溶いたものに玉子を攪拌し、
そこにイカなどの具を入れて鉄板などで焼くタイプは、大阪近辺のお祭りが発祥ではないかと言われています。

もう一つの典型的な縁日の「イカ焼き」のイメージは、イカの姿焼き、足をメインにしたゲソ焼きなどです。
内臓を取り、切れ目をいれてしょうゆ、砂糖、みりんに浸して丸ごと豪快に焼くタイプですが、これは元々漁師のスタイルではないかとも言われています。
これが神社などで売られていた団子や田楽刺し、するめ焼きなどの文化と合わさって発展したとか諸説あります。

イカは古代から食品でしたので、そうした文化が背景にあって食べやすく美味しいイカ焼きが定着したと思われます。

・フランクフルト
名前の通りヨーロッパのドイツに関係しています。フランクフルトは今でも都市名としてありますね。
これは正確には「フランクフルト風のソーセージ」で、「サラミソーセージ」「ウインナーソーセージ」も同じです。
日本のソーセージは英語経由の言葉で、ドイツでは「ヴルスト」と呼ぶとか。

豚や羊の腸の肉詰めの燻製で、明治以降に第一次大戦の時のドイツ人の捕虜から製法を教えられたという話があるそうです。
手軽な美味しいスナックとして縁日にも取り入れられて定番になりました。

ただソーセージの究極的な起源には諸説あるそうです。中国とか中東などですね。
ただいずれにしろドイツ経由であり、ドイツ地方には数百年もソーセージを作り続けてきた老舗もあるとのことです。

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